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FXで初心者でも勝てる「必勝法」がある?勝率を上げていくステップを解説

松田聡子(マツダサトコ)

松田聡子(マツダサトコ)

FXで初心者でも勝てる「必勝法」がある?勝率を上げていくステップを解説

目次

FXで必ず勝てる方法があるのか気になる人は少なくないでしょう。残念ながら、FXに絶対勝てる「必勝法」はありません。しかし、初心者でも正しい知識と戦略を身につけることで、勝率を着実に上げていくことは可能です。

本記事では、FX初心者が勝率を上げていくための5つのステップを解説します。FXで安定した利益を得られるよう、しっかりとしたスキルを身につけ、長期的な視点で取り組んでいきましょう。

FXに必勝法は存在するのか?

FXに必勝法があれば、誰でも知りたいと思うでしょう。そもそもFXに必勝法はあるのかを解説します。

FXで勝ち続けることは難しい

FXで勝ち続けることはほぼ不可能であり、絶対的な必勝法は存在しません。FXは世界中の投資家が参加する巨大な市場であり、常に為替レートが変動しています。経済指標や政治情勢、自然災害などさまざまな要因が影響するため、完璧な予測はできません。

たとえプロトレーダーであっても、時には損をすることもあるのです。ビギナーズラックでたまたま上手くいくことはよくありますが、長期的に収益を上げるのは簡単ではないと知っておきましょう。

勝率を上げるための方法はある

FXに必勝法はありませんが、勝率を上げる方法は存在します。FXの勝率を上げるにはFXに関する基本的な仕組みや用語を理解し、市場の動向を分析の手法を学ぶことが重要です。

この記事で紹介するFXの勝率を上げる5つのステップを実践すると、初心者でも勝率アップを目指せます。

FXで勝率を上げるための5つのステップ

FXで勝率を上げていくには、以下の5つのステップを踏んでいくと効果的です。
1.      基礎知識を徹底的に学ぶ
2.      デモトレードで練習する
3.      自分に合ったトレードスタイルを見つける
4.      リスク管理を徹底する
5.      経験を積み重ね、改善を続ける

それぞれについて、以下にて解説します。

基礎知識を徹底的に学ぶ

FXで勝つためには、土台となる知識をしっかりと身につける必要があります。初心者は、以下のような基礎知識を学びましょう。

・FXの基本的な仕組み
・為替レートの変動要因
・リスク管理の重要性
・テクニカル分析・ファンダメンタル分析

FXは基本を学べる書籍が数多く発行されているため、自分に合ったものを選べます。繰り返し学べる点も書籍のメリットです。

デモトレードで練習する

基礎知識を学んだら、デモトレードで実際に取引の練習をしましょう。デモトレードは仮想の資金を使って取引の練習をするツールで、多くのFX会社から無料で提供されています。リスクを気にせず、さまざまなトレード方法を試すことができるので、初心者にとって最適な練習ツールです。
デモトレードで練習する主な内容は、以下のとおりです。

・エントリー(新しくポジションを持つこと)・エグジット(保有しているポジションを決済すること)のタイミング
・注文方法
・資金管理

デモトレードで利用できる機能や資金量はFX会社によって異なります。また、通常は1ヶ月から3ヶ月程度の有効期限があります。デモトレードをしながら、本番のトレードを始めてもかまいません。デモトレードを有効活用し、トレードのやり方を身につけましょう。

自分に合ったトレードスタイルを見つける

デモトレードで取引の方法を覚えたら、実際のトレードを始めます。FXで勝率を上げるには、自分に合ったトレードスタイルを見つけることが重要です。トレードスタイルには、主に以下のようなものがあります。

・スキャルピング:数秒から数分程度の短い時間で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる手法
・デイトレード:1日の間に売買を完結させる取引手法
・スイングトレード:相場の流れに乗って数日から数週間の間で売買を行い、比較的大きな利益を狙う手法。

FXのトレードスタイルは、自分のライフスタイルに合うものでなければなりません。たとえば、フルタイムで働いている人は、スキャルピングのように相場の監視に多くの時間を割くことが難しいでしょう。その場合はデイトレードやスイングトレードのように、比較的時間の自由が利く方法がおすすめです。

また、個人の性格やリスク許容度も、トレードスタイルの選択に大きく影響します。リスクを取ることに抵抗がない人は、スキャルピングのように短期間で利益を狙うスタイルが合っているかもしれません。一方、じっくりと時間をかけて取り組みたい人は、スイングトレードが適しているでしょう。

自分に合ったトレードスタイルは実際のトレードで、さまざまな方法を試してみると見つかりやすくなります。まずは少額から始めて、自分と相性のよさそうな手法を探してみましょう。

リスク管理を徹底する

実際のトレードを始めたら、リスク管理の徹底が非常に重要です。リスク管理とは取引に伴うリスクを適切にコントロールし、損失を最小限に抑えることを指します。FXで求められるリスク管理には、以下のようなものがあります。

・1回の取引に対する最大損失額を決める
・ポジションサイズを適切に設定する
・過度なレバレッジを避ける
・損切りルールを設定する

まず、1回の取引で許容できる最大損失額を決め、それを守りましょう。許容損失額は自分の資金量やリスク許容度に基づいて設定しますが、一般的には残高の1%から2%程度が目安となります。

ポジションサイズとは、取引する通貨の量(ロット)です。ポジションサイズが大きければ大きいほど、リスクも大きくなります。自分のスキルや資金力に合ったポジションサイズを設定しましょう。

レバレッジは証拠金を担保にして、実際の資金よりも大きな金額の取引ができる仕組みです。レバレッジを高く設定すると利益を大きく増やせますが、損失も大きくなります。初心者にはレバレッジ3倍程度までがおすすめです。

損切りルールとは損失が一定額に達した時点でポジションを決済するルールです。損切りルールによって、損失の拡大を防げます。

これらのリスク管理手法を日々の取引で実践すると、運任せでない安定した成果を期待できるようになります。

経験を積み重ね、改善を続ける

FXで長期的に勝率を上げるには経験を積み重ね、常に自分のトレードを改善していく必要があります。

具体的な方法としてはトレードの記録をつけ、自分の強みと弱みを分析します。また、市場の変化に合わせたトレード手法の調整も重要です。為替市場は常に変化しているため、今まで上手くいった手法がずっと通用するとはかぎりません。変化に応じた柔軟な対応が必要になるのです。

さらに、継続的な学習や研究も必要です。書籍やウェブサイトなどで最新情報に触れ、知識をアップデートしていきましょう。

初心者が手を出すべきでない必勝法

FXの情報収集をしていると、さまざまな必勝法を目にする機会があるでしょう。FXにはさまざまなトレード手法がありますが、中には初心者におすすめできないものもあります。

両建て(サヤ取り)

両建て(サヤ取り)とは、同じ通貨ペアで買いと売りの両方のポジションを持つ手法です。ただし、両建てにもさまざまなやり方があり、異なる通貨ペアでの両建てのような手法もあります。両建ては為替レートの差を利用して、リスクを抑えながら利益を狙います。

両建てはリスクを抑えるといっても、初心者向けとはいえません。なぜなら、両建てで利益を得るには、買いと売りを適切なタイミングで注文する必要があるためです。そのタイミングの判断は初心者には簡単ではありません。

また、両建ては買いと売りの注文を同時に出すため、スプレッド(買値と売値の差)によるコストが二重にかかります。

両建ては使い方によっては取引のリスクの軽減に有効ですが、使いこなすにはトレードスキルが必要です。FXを始めたばかりではやらないほうが無難でしょう。

無限ナンピン

ナンピンとは価格が逆方向に動いた際に、同じ方向でポジションを追加していく手法です。ナンピンによって平均取得価格を下げ、損失を縮小しようとするものです。たとえば、米ドル/円100円で買いポジションを持った後、レートが90円まで下落した場合、90円でさらに買いポジションを追加すると平均取得レートを95円に下げられます。

無限ナンピンは、そのポジションの損益がプラスマイナスゼロになるまでナンピンを続けます。

しかし、無限ナンピンは大きな損失につながる可能性があります。なぜなら、価格が逆方向に動き続ける可能性は十分にあるからです。ナンピンを繰り返すとポジション数が増え、証拠金を追加しないとロスカット(強制決済)の発生するリスクが高まります。

また、無限ナンピンはトレンド(相場の方向性)を無視したトレードになりやすい傾向があります。トレンドに逆らってナンピンを繰り返すと、大きな損失につながりかねません。

無限ナンピンはリスクが高い手法なため、経験を積んでから取り組むほうがよいでしょう。

FXで勝率を上げる分析手法とトレード戦略

FXで勝率を上げていくには、基本的な分析手法とトレード戦略を知っておく必要があります。ここでは、分析手法(ファンダメンタル分析・テクニカル分析)とトレード戦略(トレンドフォロー戦略・スイングトレード)を2つずつ紹介します。

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析は経済指標や政治イベントなどの基礎的な要因を分析し、市場の動きを予測する手法です。経済状況や金利、政治情勢など、さまざまな要素を分析することで、中長期的なトレンドを予測できます。

ファンダメンタル分析は根拠に基づくトレードのために必要ですが、初心者には難しく感じられるかもしれません。最初は以下のような手順でファンダメンタル分析を身につけていくとよいでしょう。

・経済指標や政治イベントなどの基礎的な知識を学ぶ
・ニュースや経済カレンダーを活用して、為替変動を予測する
・簡単な指標から分析を始め、徐々に複雑な指標に挑戦する
・分析結果を参考に、自分の投資戦略を立てる

テクニカル分析

テクニカル分析は過去のチャートパターンをもとにチャートを分析し、将来の価格動向を予測する手法です。テクニカル分析ではチャートパターンやトレンドライン、テクニカル指標などを用いて、短期間での価格動向を予測します。

チャートパターンとは、過去のレートの推移から繰り返し現れる特徴的な形状のことで、たとえば、ヘッドアンドショルダーズ、ダブルトップなどがあります。これらのパターンから、トレンドの反転や継続の予測が可能です。トレンドラインは価格の高値や安値を結んだ線で、上昇トレンドや下降トレンドを可視化できます。

テクニカル指標には移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、ストキャスティクスなどがあり、トレンドの方向性や強度などを数値化して表現します。

テクニカル分析は初心者向けから高度なものまでさまざまな手法があります。まずはチャート分析から始め、徐々にいろいろな指標を学んでいくとよいでしょう。

トレンドフォロー戦略

トレンドフォロー戦略は、市場のトレンドに沿ってポジションを取る手法です。上昇トレンドではロングポジション(買いポジション)、下降トレンドではショートポジション(売りポジション)を取り、トレンドに乗じた利益を狙います。

トレンドフォロー戦略はシンプルでわかりやすく、トレンドが続いている間は利益を得やすい点がメリットです。ただし、トレンドは永遠に続くものでないため、転換点の見極めが必要です。転換点の判断には、チャートパターンやテクニカル指標を用います。

まずは移動平均線やトレンドラインなどの基本的な指標の見方を覚えるとよいでしょう。

スイングトレード

スイングトレードは、数日から数週間の期間で売買を行う取引スタイルです。大きなトレンドに乗って利益の最大化を目指します。
スイングトレードはトレンドが表れている場合には利益を得やすく、トレンドが強めであれば大きな利益も期待できます。ただし、レートが上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場にはあまり適さない手法です。

初心者にとっての落とし穴と回避方法

最後にFXで利益を得ようとする初心者がやってしまいがちな失敗と、その回避方法を解説します。

レバレッジを高くしすぎる

FX取引でレバレッジを高く設定しすぎると、大きなリスクを負うことになります。レバレッジを上げれば少ない資金で高収益を狙えますが、相場が予想と反対方向に動いた場合、損失も拡大すると知っておきましょう。また、ロスカットされるリスクも高くなります。

初心者はまず低いレバレッジ(3倍程度)から始め、リスク管理に慣れながら徐々にレバレッジを上げていくのが賢明です。

感情に左右されてしまう

FXで勝率を上げるには、恐怖や欲といった感情に振り回されないことが重要です。相場の変動に一喜一憂していては合理的な判断ができなくなり、適切な投資判断ができなくなってしまいます。

感情に左右されないためには事前に明確な取引ルールを設定し、それに従って取引していきます。

また、感情をコントロールするためのメンタルトレーニングも有効です。メンタルの強化を意識しながらトレードを積み重ねていきましょう。

情報収集の不足

FX取引で勝率を上げるには、適切な情報収集が不可欠です。相場の動向を把握せずに取引すると、大きな損失を被るリスクがあります。

信頼できる情報源を選び、質の高い情報収集を心がけましょう。

ただし、最終的には自分の取引ルールに従って判断しなければなりません。情報を参考にしつつも、自分のスタイルを守ることが勝率アップにつながります。

デイトレードで大きな利益を狙う

初心者がデイトレードで大きな利益を狙うのは、簡単ではありません。デイトレードは1日のうちにエントリーから決済が完了する手法で、大きな利益を狙うのにあまり適していません。それでいて相場の急変で大きな損失を被るリスクもあるため、十分なリスク管理が必要です。
また、取引のタイミングを図るのが初心者には難しいため、スイングトレードなどから始めて値動きになれてから手がけることをおすすめします。

ポジションを放置してしまう

FXでエントリーしたら、そのポジションを放置せず、常にチェックを怠らないようにしましょう。ポジションを放置してしまうと相場が予期せぬ方向に動いた際に、想定外の大きな損失を被るリスクがあります。
たとえば、経済指標の発表や予想外のニュースで相場が急変した場合、一瞬にして損失が拡大してしまうかもしれません。

一度エントリーしたら事前に設定した取引プランに基づいて、適切なタイミングでの損切りや利益確定が重要です。相場の動向を注視し、明確なルールを持って取引に臨みましょう。

まとめ

FXには必勝法は存在しませんが、勝率を上げる方法はあります。一攫千金を狙わずにトレードスキルを身につけると、徐々にトータルの収支が上がっていくでしょう。この記事の勝率アップのステップを参考に、徐々に経験を積み、自分のトレードスタイルを確立していきましょう。
松田聡子(DCアドバイザー)

松田聡子(DCアドバイザー)

松田聡子(DCアドバイザー)

明治大学卒業。金融ソフトウェア開発、国内生命保険会社の法人営業を経て、独立系FPとして開業。個人や法人オーナーへのコンサル業務、セミナー講師の他、現役FPの知見を生かした執筆業務を行っている。
保有資格:CFP®・DCアドバイザー・証券外務員二種/群馬FP事務所代表
https://gunmaf.net/gunmafp

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