【2023年】NISAをやっている人の割合は?年代別・年収別の利用者の割合も調査!
目次
- NISAとはどんな制度?
- NISAの種類は?投資初心者にはつみたてNISAがおすすめ
- 2024年から始まる新NISAでは何が変わる?
- 【2023年】NISAをやっている人の割合を調査
- NISA口座の開設数の推移|利用者増加中
- <年代別>NISA利用者の割合|30代が最多
- <個人年収別>NISA利用者の割合|年収500万円未満が6割以上
- 【NISA】毎月の積立額の平均は?運用益をシミュレーション
- 毎月の積立額は平均1.2万円ほど
- 長期投資の運用益をシミュレーション
- 投資初心者向け!NISAの3つのメリット
- 基本的にほったらかしでお金が増える
- 税金を引かれず運用益がまるごと手に入る
- 少額からでも始められる
- 終わりに|今からNISAで貯蓄しよう
・投資に興味があるけど、いきなり大きな金額で始めるのは不安だな
・投資初心者におすすめの資産運用はないかな
そんな投資初心者の方には、NISAがおすすめです。
NISAは少額から始められるため、投資初心者の方でも挑戦しやすいのが特徴。実際に、NISA利用者は年収500万円未満の30代が多く、少額で運用している方が多いです。
本記事ではNISAをやっている人の割合や積立額の平均、NISAのメリットについて詳しく解説していきます。
投資に興味があるけどなかなか一歩踏み出せない方、将来に向けて貯蓄したい投資初心者の方はぜひ最後までチェックしてみてください。
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NISAとはどんな制度?
ここからは、NISAの種類や特徴について詳しく解説していきます。
NISAの種類は?投資初心者にはつみたてNISAがおすすめ
どんな違いがあるのか、それぞれの特徴をみてみましょう。
つみたてNISA (2024年からは「つみたて投資枠」へ名称が変更)
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一般NISA (2024年からは「成長投資枠」へ名称が変更)
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特徴 | ・年間40万円まで投資ができる ・最長20年間、利益に税金がかからない
・金融庁が厳選した投資信託から商品を選べる
(株式は買えない)
|
・年間120万円まで投資ができる ・最長5年間、利益に税金がかからない
・投資信託や株式投資など幅広い商品が買える
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おすすめできる人 | ・少額でリスクを抑えながら長期でコツコツ運用したい方 ・銘柄選びが不安な初心者の方
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・少額でつみたても一括(スポット)購入もやりたい ・中長期でリスクを抑えながら株式にも投資信託にも投資したい
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2024年から始まる新NISAでは何が変わる?
■新NISAの主な変更点は3つ
・無制限で資産を非課税のまま持ち続けられる
・年間で投資できる金額が増えた
2023年 | 2024年 新NISA | |||
---|---|---|---|---|
つみたてNISA | 一般NISA | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
口座開設年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 | ||
非課税で投資できる期間 | 2042年まで※投資は2023年まで | 2023年まで | 恒久化(ずっと使える) | |
非課税で保有できる期間 | 20年 | 5年 | 無期限 | |
年間投資上限額 | 40万円 | 120万円 | 120万円 | 240万円 |
併用 | 併用できない | 併用可能 | ||
最大投資可能額 | 800万円 | 600万円 | 合計1,800万円(内,成長投資枠は1,200万円) | |
投資対象 | つみたて投資対象商品 | 上場株式投資信託など | つみたて投資対象商品 | 上場株式投資信託など |
購入方法 | つみたて | つみたてとスポット | つみたて | つみたてとスポット |
■結論
・つみたてNISAで投資できる金融商品は、金融庁が一定の基準で厳選した「金融庁お墨付きの商品」
【2023年】NISAをやっている人の割合を調査
・年代別のNISA利用者
・年収別のNISA利用者
NISA口座の開設数の推移|利用者増加中
投資初心者におすすめのつみたてNISAは、2023年3月末から2023年6月末で比べると、約6.7%も開設数が増えています。みんな投資の第一歩を踏み出しているんですね。
参考:金融庁「NISA・ジュニアNISA利用状況調査」2023年6月末時点
<年代別>NISA利用者の割合|30代が最多
つみたてNISAの年代別口座数
年代 | 口座数 | 割合 |
---|---|---|
10歳代 | 2万3644口座 | 0.3% |
20歳代 | 160万4707口座 | 19.2% |
30歳代 | 232万4181口座 | 27.8% |
40歳代 | 205万1396口座 | 24.5% |
50歳代 | 148万1639口座 | 17.7% |
60歳代 | 64万4397口座 | 7.7% |
70歳代 | 19万6214口座 | 2.3% |
80歳代以上 | 3万1961口座 | 0.4% |
つみたてNISAの利用者は、30代・40代で半数以上を占めています。30代・40代のみなさん、ぜひつみたてNISAを始めてはいかがでしょうか?
<個人年収別>NISA利用者の割合|年収500万円未満が6割以上
日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する意識調査」(2023年)によると、つみたてNISA口座の開設者の62.5%が年収500万円未満となっています。
一般NISA口座またはつみたてNISA口座開設状況(個人年収別)
年収 | 一般NISA | つみたてNISA | 一般・つみたて合計 |
---|---|---|---|
300万円未満 | 45.9% | 33.8% | 41.0% |
300万~500万円未満 | 22.7% | 28.7% | 25.1% |
500万円~700万円未満 | 14.2% | 20.0% | 16.6% |
700万円~1,000万円未満 | 10.6% | 12.2% | 11.3% |
1,000万円~1,500万円未満 | 4.3% | 3.7% | 4.1% |
1,500万円以上 | 2.2% | 1.6% | 1.9% |
また、つみたて額はいつでも変えられます。少額からスタートして、慣れてきたら投資額を増やしたり、子どもの進学や家族旅行で出費が重なる時は投資額を減らすこともOKです。
【NISA】毎月の積立額の平均は?運用益をシミュレーション
そこで、つみたてNISAの平均積立額8,000円で、20年間運用した場合に、いくら利益が出るのか年利2%〜8%でシミュレーションしてみましょう!
毎月の積立額は平均1.2万円ほど
参考:日本証券業協会|NISA口座開設・利用状況調査結果 (2023年6月30日現在)
1口座あたりの月間積立額:約9万8,177円 ÷ 12ヶ月=8,181円
長期投資の運用益をシミュレーション
※ 利回りは毎日変動します。つみたてNISAは固定年利ではないため参考程度となります
毎月8,000円を20年間つみたてNISAで運用した場合
年利回り | 最終評価額 | 運用益(実際に増える金額) |
---|---|---|
2% | 236万円 | 43万7,740円 |
3% | 262万円 | 70万1,284円 |
4% | 292万円 | 100万263円 |
5% | 326万円 | 133万9,662円 |
6% | 365万円 | 172万5,166円 |
7% | 408万円 | 216万3,248円 |
8% | 458万円 | 266万1,280円 |
毎月8.000円の少額でも、コツコツ20年間続けるとかなり資産が増えることがわかりますね!銀行預金の利率は、大手メガバンクでも0.002%のところもあるため、お金の置き場所によって資産形成に差が出ることがわかります。
しかもNISAは運用益に税金がかからないため、投資した分も増えた分も全額受け取ることができます。かなりおトクな制度です。
投資初心者向け!NISAの3つのメリット
② 利益に税金がかからない
③ 少額から始められる
基本的にほったらかしでお金が増える
そのため、金額や商品を変更しない間は面倒な売買手続きを毎月(毎日)行う必要がありません。仕事や家事・育児の両立で忙しい社会人にとっては、とても助かる仕組みですよね!
税金を引かれず運用益がまるごと手に入る
先ほどのシミュレーションでは、43万7,740円〜266万1,280円の利益が出ましたね。通常の口座であれば、この利益に約20%の税金がかかってしまいます。
(例)
通常:266万1,280円 × 20% = 53万2,256円も税金が引かれる! → NISAなら税金0円
少額からでも始められる
もしNISAで株式投資に興味がある場合は、100株未満の単位でも株式が購入できる金融機関を選べば、少額から株式の取引もできます。
終わりに|今からNISAで貯蓄しよう
また、NISAは中長期で運用する投資ではあるものの、万が一必要な時にいつでも引き出して使うこともできるため、使いながら増やせる点も子育て世代の味方です。
国が認めたおトクな制度「NISA」で貯蓄と投資を始めませんか?
執筆:@nextマガジン編集部
執筆:@nextマガジン編集部
お金に関する基本的な知識から貯金のコツ、資産形成まで幅広く伝えるメディア「@nextマガジン」の運営を行っています。ここにくれば、お金の悩みが解決できる「お金の広辞苑」を目指して日々記事を公開中です。本当にタメになる情報だけを厳選してお届けします。
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