NISAは口座変更できる?金融機関変更のメリットデメリットやタイミングについて解説
手数料や取扱商品を理由に、NISA口座を変更したいと考えている方もいるかもしれませんね。
この記事では、NISA口座を別の金融機関に変更する時のメリット・デメリットやNISAで資産を運用したい方にオススメの証券会社について紹介します。
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NISAは1年に1回であれば口座変更・金融機関変更が可能
手続き期間や、変更する際の注意点があるため、事前に確認する必要があります。
また、金融機関の変更にはメリット・デメリットがあるため慎重に検討することが大切です。まずはメリットを見ていきましょう。
NISAの口座変更や金融機関変更のメリット
・選べる金融商品の幅が広がる
・自分に合った資産管理アプリが使える
取引手数料を下げられる
新NISAでは非課税期間が恒久化されたため、長期投資を見据えてNISA口座を開設した方も多いと思います。長期的に考えると毎月のランニングコストを見直すことはとても大切ですよね。
手数料を少しでも抑えたい方は、他の金融機関の各手数料を調べて比較してみましょう。
選べる商品の幅が増える
銀行でNISA口座を契約した場合は証券会社に比べて選べる商品が限られているため、証券会社で取り扱っている商品の中に、より魅力的な商品がないか見てみましょう。
使いやすくなる
各証券会社の公式ホームページにアプリの紹介もあるため、気になる方はぜひ見てみて下さいね。
また、「NISA口座」と「普段使いの銀行口座」を同じ金融機関にそろえることで、資金を移す手間が省けることもあります。証券会社によっては預金の優遇金利が上がる提携銀行もあるため、よりおトクに資産形成をするために、取扱金融機関もチェックするのがオススメです。
NISAの口座変更や金融機関変更のデメリット
・変更前の金融機関と変更後の金融機関の両方で商品を管理する必要がある
保有商品を新しいNISAの口座に移管できない
また、金融機関を変更した場合は、新たに商品を購入する必要があります。
NISAの口座変更におすすめの金融機関
日常生活で利用しているクレジットカードやポイ活で貯めているポイントの種類によってメリットが異なるため、投資商品以外の視点でも証券会社を比較するのがオススメです。
早速見てみましょう。
SBI証券
投資信託 取扱本数 | 2,638本 |
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つみたて投資枠 取扱本数 | 193本 |
成長投資枠 外国株式 | 9カ国 |
クレカ積立 | 三井住友カードなど7種類 |
貯まるポイント | Vポイント Pontaポイント Tポイント dポイント PayPayポイント JALマイレージ |
・ 運用で貯めるポイントやマイレージが6種類から選べる
SBI証券は投資信託の商品ラインナップが豊富なため、幅広い商品の中から投資信託を選びたい方に向いています。
また、外国株の取扱銘柄数も多いため、外国株へ投資したいプロの投資家にも選ばれています。
SBI証券では投資信託の保有残高に応じて、Vポイント、Pontaポイント、Tポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルを貯めることができます。
資産運用でポイントが貯まるため、お得に買い物したい方やポイ活に熱心な方にもオススメの証券会社です。
SBI証券のNISAについては、下記にて詳しく紹介しています。
楽天証券
投資信託 取扱本数 | 2,564本 |
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つみたて投資枠 取扱本数 | 221本 |
成長投資枠 外国株式 | 6カ国 |
クレカ積立 | 楽天カード |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
・ おすすめのマネー本が無料で読める
楽天カードをメインのクレジットカードにしている場合は、楽天証券がオススメです。
楽天証券のNISA口座を「楽天キャッシュ」で決済すると、クレジットカードと合わせてポイントの二重取りができます。
さらに、一定の条件を満たせば楽天市場でのお買い物時にポイント加算される特典もあるため、楽天経済圏の方は楽天証券のポイント制度をぜひチェックしてみて下さいね。
楽天証券を開設すると、約400万冊の電子書籍を取り扱う「楽天kobo」のおすすめマネー本が無料で読めるほか、ベストセラーを20%オフで購入することができます。
運用しながら投資の勉強がしたい方は、ぜひ活用しましょう。
楽天証券のNISAについては、下記でも詳しく解説しているので合わせてご確認ください。
NISAの口座変更・金融機関変更の注意点
・NISA口座を変更できる期間は決まっている
NISA口座の開設は1人1口座まで
NISA口座の開設には税務署の審査があるため、開設できなかった時は金融機関から「非課税口座開設承認不可理由通知書」が送付されます。
NISA口座は一度開設すると取り消しができないため、購入したい商品の有無や各手数料などをよく考えた上で開設して下さいね。
変更手続きのタイミングに注意
例えば、2025年に金融機関を変更したい場合は、2024年10月1日から2025年9月30日までに変更手続きをする必要があります。
その際、変更したい年に一度でも商品を購入すると、その年は変更できなくなるため注意が必要です。
終わりに|NISAの口座変更は計画的に手続きしよう
特に、NISAの「つみたて投資枠」の最大のメリットは、コツコツ長期投資で安定的に資産を増やせる点です。頻繁に金融機関を変更すると、その恩恵を失うリスクもあります。
ただし、「管理のしやすさ」や「投資に慣れてきたから幅広い商品の中から株式や投資信託を選びたい」など自分にとってメリットがあると判断できる場合は、各金融機関のサービスや取扱商品、キャンペーンを比較して選ぶと良いでしょう。
執筆:@nextマガジン編集部
執筆:@nextマガジン編集部
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